日本語変換のやり方って教わらない

知人が日本語を打っているのを見てびっくりしました。例えば「カレンダー」と打ちたいとき、「かれん」だけカタカナに変換されたので、次の文節に行くと思ったら、確定してバックスペースで消して「だー」を打って F7 でカタカナ変換してました。
前からおかしいと思っていたんですよ。オンラインゲームでスカイプしているときに、タイプする音が激しく聞こえるのに、表示されるチャットの文章は短い事が。

この例だと問題が二つ。まず「かれん」って打ったらカタカナが第一候補に来ている事。「だー」をカタカナ変換した所から推測すると、普段から文として変換してないのだろう。そうすると、変な学習をするので、文節で打つと期待通りの漢字がまったくでなくなる。そしてまた変な変換をするという悪循環。そのうち単語変換さえもせず、単漢字変換とかになってしまいます。
二つ目は、未確定状態で修正をしない事です。例えば「かれんたー」と打ってしまっても、未確定状態にして「た」を「だ」に直して確定するということをしない。確定中でやめてしまえば学習しないのですが、そこで確定すると覚えてしまいます。それにバックスペースキーを押す分だけ手間が増えますよね。

対した問題では無いと思われるかもしれませんが、読み書きが出来て初めて書類が書けると思います。複文節でしっかり変換させるには正しい日本語を打たないといけません。しかし単漢字で変換していると、いくらでもおかしい文章が作れます。書類を作成する方法は教えて貰えますが、日本語は教えてくれません。取引先に変なメールを出す可能性もあります。仕事でパソコンを使う人には問題となるのではないでしょうか。

あっ、携帯電話での日本語入力が悪影響を及ぼしているのか。まず携帯電話で日本語入力を覚える。で、パソコンを使うようになっても、そのままの変換方法をする。それなら、そうなるのも仕方がないのか…。

みなさんは、どうやって日本語変換を使ってますか?