JavaScript で i18n を使えるようにする

Kay ドキュメントでは簡単に説明しているので、さっぱりわかりませんでした。
おまけに werkzeug の Routing が古い説明で、今の方法に書き換える術が解りません。
これが一番苦労したところでしょうか。
JavaScripti18n に対応する仕組みは、使用したい言語のメッセージの入った JavaScript ファイルを動的に作りだし、それを使用するというものです。
まず動的に作るモジュールは kay.view.i18n.javascript_catalog です。これを Routing で指定して、_i18n.js を作り出します。
myproject/urls.py に下記のように追加します

Rule('/_i18n.js', endpoint='javascript_catalog',
view='kay.views.i18n.javascript_catalog',
defaults={'packages':'myapp'}),

pakages に 言語ファイルのあるアプリの名前を入れます。複数のアプリがあって別々に使用したいのなら、 Rule を増やして下さい。 _i18n.js と言う名前は決まりでは無いので、お好きな名前にしてください。

次は使いたい場所に以下のように書きます。

gettext('_RESULT_OK');

表示したい場所に、どんどん入れていきます。それが終わったら、カタログを作ります。
残念ながら雛形の pot ファイルは manage.py extract_messages コマンドでは作れません。message.pot のある場所に 自分で jmessage.pot を作成し、message.pot を参考にしながら JavaScript に書き込んだ ID で追加していって下さい。
あとは、manage.py を使って各言語用のカタログを作成して下さい。

以上です。

更新や追加するとき サーバ側も同時にやってしまうのに気がついたと思います。別々に出来ればなぁと思っていますが、しょうが無いですね。
というか、サーバ側でやったとき jmessage がない!とメッセージが出るのは、これが理由だったのです。

おしまい。